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いくらあればできる?コーストFIREのメリット・デメリットを解説!

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コーストFIREとは、FIRE(経済的自立と早期退職)のうちのひとつの考え方で、先に老後資金の種銭を貯めて投資で運用しておくことによって、将来の老後資金を確保し今の生活を楽しむことができるというものです。

MONEY INSIDERの記事、FIREをあきらめていた私が、「コーストFIRE」を知って考えが180度変わった話 に、詳しく書いてあります。

コーストFIREを達成するということは、退職のための貯蓄をこれ以上続けなくて良い状態に到達することを意味する。

従来のFIREは、収入がなくても退職できる状態を指すのに対し、コーストFIREは支出を賄うための収入はまだ必要だが、老後のための貯金の心配はもう要らない状態に達することを指す。

MONEY INSIDERより引用

コーストFIREは、従来のFIREでいわれてきた「節約して資産を作り、早い段階で仕事を辞める」という方法とはまったく違います。

仕事をし続けるために、FIREとは言えないのかもしれません。

しかし、今を楽しむために趣味や外食・旅行などにお金を使いたいなら、とてもオススメのFIREになります。

資産がいくらあればコーストFIRE達成と言えるのか?さっそくみていきましょう!

みらい
みらい
この記事を読んだとき、「これなら私の理想の暮らし方ができる!」と心が震えました(笑)

コーストFIREはいくらあればできる?必要な資産のシミュレーション

お金

では具体的にどのくらいの金額が必要で、何年後にいくらになるのか、シミュレーションをしてみます。

ここでは、元金1,800万円を年利5%で運用した場合の資産推移を載せます。

元金1,800万円
5年後2,297万円
10年後2,932万円
15年後3,742万円
20年後4,775万円

現在40歳で20年後の60歳で退職するとすれば、元金の1,800万円は約4,775万円になっているというシミュレーション結果です。

野村証券の「みらい電卓~運用編~」がとても使いやすいので、ぜひシミュレーションしてみてくださいね。

もっとも今後もこのように右肩上がりで資産が増えるとは限りませんが、実現可能な数字なのではと思っています。

コーストFIRE6つのメリット

必要な資産額が少なくて済む

コーストFIREの一番のメリットは、はじめに貯める資産の目標額が少なくて済むことです。

  • 完全FIREは目標金額が大きすぎて難しい!
  • サイドFIREでも目標金額まであと何年必要なの?

と考えると気が遠くなるけれど、コーストFIREなら達成できる、またはすでに達成されている方もいるのではないでしょうか?

今を楽しむことができる

完全FIREやサイドFIREのように大きな資産を貯めるためには、よほどの高いお給料があったり副業で大きく稼いだり、若いうちからかなりの節約が必要になります。

しかしコーストFIREの場合、目標を達成したあとは、稼いだお金はすべて生活費・娯楽費に使うことができます。

みらい
みらい
「将来に向けて毎月コツコツと貯金しなくちゃ…」と考えるよりも、先にまとまった金額を貯めてあとは運用しておけば良いのです!

働き方を選ぶことができる

コーストFIRE達成のあとは、支出をまかなうための労働は必要ですが、夫婦どちらかが稼いでも、夫婦ふたりで稼いでも問題ありません。

「老後が不安だから」と必要以上に働く必要はありません。

老後資金の心配が無くなる

老後2,000万円問題が話題となったように、私たちが年金額をもらえる頃は今よりさらに年金額が減っていることでしょう。

コーストFIREは、老後資金となる資産を貯め終わり、資産運用をしている状態です。

保有し続けることで福利効果により資産が増えていくため、老後資金の心配をしなくても良くなります。

みらい
みらい
ねんきん定期便で、将来もらえる年金額もチェックしておきましょう

心と体の健康を保つことができる

「資産がある」という心の余裕が生まれることで、漠然とした将来への不安・お金のストレスからの解放があります。

心の健康は身体の健康と密接に関連しているため、不安やストレスが減ることによって身体全体の免疫機能が向上することがあります。

 家族仲が良くなる・家族との想い出が増える

コーストFIREを達成したあとは、稼いだ分は旅行や外食など、好きなことに使っても問題ありません。

家族と過ごす時間が増えれば、家族の絆が強まったり、たくさんの想い出を作ることができます。

コーストFIREのデメリット

一方、コーストFIREのデメリットは以下のようなことがあります。

FIRE(早期退職)とはいえない

生活費を稼ぐために仕事を続ける必要があるため、FI(経済的自立)もRE(早期退職)も達成したとはいえず、これはFIREとはいえないという意見を多く聞きます。

働く必要がある

完全なFIREと違い生活費を稼ぐ必要があるため、「仕事をしたくない!」という方には向きません。

働きたくないなら、完全なFIREを目指すしか方法はありません。

コーストFIREとサイドFIREの違い

それでは、サイドFIREとの比較はどうでしょうか?

コーストFIREとサイドFIREとの違いは、サイドFIREは生活費が「資産収入+労働収入」のため、資産を切り崩していく必要があります。(しかし4%ルールに従えば、資産は減ることはなく維持できる。)

しかし、コーストFIREは「資産」を切り崩すことはしないので、時間が経つほど福利の効果で資産はどんどん増えていきます。

その代わり、コーストFIREは生活のための労働は必須となります。

まずはコーストFIREを達成して、数年後に資産が増えていたらその時点でサイドFIREに切り替えることも可能!

コーストFIREについて、いかがだったでしょうか?

新NISAが始まった今がはじめ時です!一緒にコーストFIREを目指しましょう。

 

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